柴犬家族との徒然 Shiba-Inu


by 香龍

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犬
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2018年 02月 13日 ( 1 )

柴犬のお勉強 日本犬標準「一、本質と其の表現」③

b0057675_13221181.jpg
秋田犬 橘号
1953年〜(旧)、1989〜2002年(新)発行の2円切手
柴犬ではアリマセンが、かつてこんな日本犬の切手があった。


「一、本質と其の表現」

悍威二富ミ良性ニシテ素朴ノ感アリ、感覚鋭敏、動作俊敏ニシテ歩様軽快弾力アリ



悍威に富み~
悍威に富むことは、日本犬の最も重要な本質である。
これを一般には「気迫」なる言葉でいい現している。日本犬は凛とした気概と迫力をもたねばならない。
悍威に欠けるものは、日本犬の精神美の欠如であり、こんな犬に限って虚勢を張ったり、狂暴性が強く、排除したいものである。
悍威に富む犬は、気迫の中にも沈着、怜悧、これこそが日本犬を永遠に価値づけるものである。


良性にして~
良性とは読んで字のごとく、良き性質を云う。
日本犬の良性は智性と密接に関連し、主人に対しては忠実、従順、家庭にあっては良き番犬、そして人類の良き伴侶でもある。
また、良性と気迫とは表裏一体、良性なる日本犬には、心からの気迫が溢れている。
これとは逆に臆病な犬にかぎって、無駄吠えをしたり、従順性を欠き、甚だしきは咬癖があったりする。
このような日本犬は実猟にも使えず、勿論、展覧会にも向かないことは云うまでもない。


素朴の感あり~
素朴とは、飾り気のない、ありのままの姿を云うのである。
これを日本犬にあてはめると、飾り気がなく、素直で、しかも気品と風格を具え、威厳力を固持していたいのである。
例えば、我が国古来の神社や仏閣、あるいは何百年もの鉢物盆栽などに見られる、風格と威厳力がほしい、と云うより日本犬とは本来そういうものなのである。


以上、悍威、良性、素朴について簡単にまとめてきたが、前述したようにこの三ツは相互に関連しながら、日本犬の根幹をなしている。
そして、これらは天賦の特性であり、日本犬の起源以来、総ての型別の犬種に具備されておるべき、絶対条件でもある。

(日保出版物「日本犬のすべて」より)


「一、本質とその表現」について言及した一節の、前半の部分ですね〜。


悍威に富む

判りやすくシンプルに表現すれば「精神性の高さや意志の強さがバッチリ」って事かなと思います。

前回に例として書いた、犬格の高い犬、、みたいなモンでしょうか。
「共感の渦2」にも、器の大きな犬の持つ精神性の高さ等について触れましたが、やはり犬格がとても高い犬は、群れの上位に座るに相応しい内面を持っているんですよね。

"権威"によって群れを率いる事を可能とする犬は、堂々としていつつ表面的には穏やかで落ち着いていて、しかし臆することもなく、冷静で振る舞いに無駄がない。
「ワタクシ的、器の大きな犬2」に書いた事とも重なります。

悍威の威は、権威の威。って事だと思うんですワ。
派手ではないけれども、静かな威光を放つチカラ、、そんな感じでしょうか(≧▽≦)
出版物には「精神美」とありますが、、まさに、カタチには見えなくも、かく美しいモノがあるだろうか。と感じます。

後世に繋ぐに、最も素晴らしい日本犬の一面だとワタクシは思うんですよ。

b0057675_13400668.jpg
メジロ達

良性にして

ワタクシはいつも、昔アチコチで見た犬達を思い出すんですよね。

庭でノンビリ昼寝をしつつも、鶏やヒヨコ、家に出入りする放し飼いの猫、縁側でお昼寝中の幼児、、、それら家族を常に守り。
かといって、そのどれにも偉ぶったりもせず、ヒヨコが背中に乗っても優しく見守ったり、幼児が耳を引っ張っても尻尾を振って"好きだよ"と幼児に応じたり。。
来客には警戒しても、一旦家族が「この人は客だよ」と教えれば、それを受け入れる。

しかし、こういった犬が、一旦「やらなければ!」と認識した際と来たら。。
それこそ、見たこともない気迫をみなぎらせるんですよね。
、、まあ、これは、見た経験が無い方には説明のしようがないのですが、、。

やはり昔のハナシで恐縮ですが、、例えば近所の空き地でコドモ達が遊ぶ際に、犬が一緒に連れ出される光景を時々見かけました。
犬はほぼフリーです。
そんな所にヤバそうな野良犬が現れると、、、気づいた時にはコドモ達と野良犬の間に立ちふさがって静かに見据えてるんですよね、犬が。
野良犬に無闇に何か仕掛けたりはしないんです…ヘタな揉め事は、コドモ達を危険に晒す可能性もありますので。
でも、コドモ達が野良犬を避けようと「家に帰ろう」と犬に言うと、、野良犬から目を離さないように気をつけながらもコドモ達の言う事に従うワケです。

こういうのは、、主従とか、簡単な言葉では言い表せないと思うんですよね。

これらの犬の中には、冬になると狩りに連れて行かれる子も居ましたよ〜。
今になって思うと、日本犬って万能なんだな〜と感心です(≧▽≦)


素直で忠実で、いわゆる服従心もあり、課せられた事を理解し、それに応じ、、。

出版物では、猟や展覧会の話に及んでいますが、この良性に基づいて敢然と行動出来る。。という事は、精神性と意志の強さが必須と思うのです。
つまり、悍威と良性は引き離せないものでもある、と言えるのではないでしょうか。

b0057675_13471165.jpg
カチガラス(カササギ)

素朴の感あり

出版物にあるように、神社仏閣や鉢物盆栽、ああいったモノに見られる、、漂う気品や風格、威厳、、。
また、人の手によるものだとしても、そこに必ず強い自然の薫りが漂うような。。

これは、、日本人的な感覚なんでしょうかね。
茶道の時に生けられる花を見れば、花数は少なくともシンプルで高い品格を感じ、、また、その気が空間を満たしている姿を見る事が出来ます。
床の間であれば、床の間全体にその気が充ちているのを感じる事が出来る。

対照的に、、例えば"フラワーアレンジメント"は、、花がこれでもかと満面に飾り付けられ、まさに華々しい美しさです。
あの色とりどりの配色の妙はさすがだな〜と思わずにはいられない、あちら文化ならでは。と思いますワ。
これはこれで、あちら文化の人にとっては気品や風格や威厳を感じられるものかもしれませんけどね~(≧▽≦)

ワタクシはやっぱり、、日本人なんだな~と再確認です、わははは!
この文章でピンと来なくても「茶道 花」で検索して画像を見、その後で「フラワーアレンジメント」で検索して比べれば、その違いは一目瞭然かと思います。

ひと言で言い表しにくいですが、こんな感じの素朴さ。かな~と。


上にも載せておりますが、再度載せておきます。
「以上、悍威、良性、素朴について簡単にまとめてきたが、前述したようにこの三ツは相互に関連しながら、日本犬の根幹をなしている。
そして、これらは天賦の特性であり、日本犬の起源以来、総ての型別の犬種に具備されておるべき、絶対条件でもある。」

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ミサゴ

時代の流れもあり、ワタクシの昔話のような、、、日本犬の本質の素晴らしさを、誰が見ても判るような機会はほとんど無くなってきていると思います。

というか、そういった場面で発揮する事もなく一生を終える犬は沢山いるでしょうね。
普通の家庭犬であれば、飼い主さんが気づかずに過ごしている率はかなり高そうな気もします。

実際これまでも、その犬の素晴らしさをワタクシが褒めても「ウチの犬はそんな強い犬じゃないよ」と返事される飼い主さんがどんだけ沢山いらっしゃった事かと。
愛されていても、その性質を勘違いされたまま(≧▽≦;)、理解される事無く暮らしている犬、、。
それが現在の日本の犬暮らしの姿の大半なのかな、とも思うんですよ。


それでも、確かに彼らの中に、この素晴らしい本質は受け継がれています。

和散歩の立役者である球磨ちゃんが、それまでの犬生で1度も発揮する事の無かった能力を発揮した件について、「共感の渦2」にチラリと触れていますよね。
彼だけが、群れを守るべく瞬時に対応した、あの件です。
あれを思い出して頂ければ判りやすいかと。

あの件が無ければ、球磨ちゃんは、、ひょっとしたら死ぬまであの姿を見せる事は無かったかもしれないんですわ。

たった1度。
それまで1度たりと練習したわけでもないのに。
彼はそのたった1度の機会に、しかも瞬時に対応したのです。

それは、そもそも、その血の中に在ったモノに他なりません。

、、彼らの中に、確実に受け継がれて行く、日本犬の天賦の特性。
それは、日本犬の本質を大切に後世に繋ごうとしている人々の努力の賜物だと思うんですよね。


今でもワタクシは、球磨ちゃんに会って、すぐにその本質を感じ取る事が出来ていた事を有り難く思います。
それは、、、「共感の渦」の最後にも書きましたっけね。。
パッと見は、ただ、そこに落ち着いた犬が居るだけにしか見えない。
でも、、目には見えないけれども、確かにそこに在るモノ。です。


今日はここまでにしますね〜。
次回は後半「…感覚鋭敏、動作俊敏にして歩様軽快弾力あり」へと進みます〜。

**********
b0057675_14034331.jpg

また出ましたよ(≧▽≦)彩雲

ここを読んでいる方は既にご存知かと思いますが(≧▽≦)、日本犬は天然記念物です。
「如何に後世に、そのままの心身を保持し、健全なままで繋げて行くか」という事が肝要なワケでして。

チョイと大げさな表現になるかもしれませんが、この、日本犬の"在るべき姿"は、いわば不可侵なものかな。とも思うんですよ。
まあ、我が家のチビズがはたして"在るべき姿"かどうか?って事は棚の上に上げておきますけどね!ワハハハ!



以前、日本犬に対する知識があまりない、某欧米犬の飼い主さん…まあシロウトさんが。
「日本犬をもっと飼いやすく改良するべきだ」と言っていた事があります。

その発言は、、。
現在、日本犬との暮らしに問題を抱える人が増えている。という事や。
人が犬に求めるモノが昔とは違う。という、「当人の考え」があった事、、を知っていたので、まあ理解出来ない事も無いんですけども(^^;)

シロウトさんらしい発言だな~と思わず。。。
いや、実は時々居るんですわ、こういう人(≧▽≦)
「柴犬のお勉強 ①」に書いた大先輩に言わせれば「恥」呼ばわりされちゃいそうですね。


勿論、専門家であれば、、。
例え別犬種が専門だったとしても「日本犬が天然記念物で、改変等がダメなイキモノ」程度の知識はお持ちのはずですので、こんな発言はないと思いますし。
また、日本犬を良く理解している方なら、尚更こういう発言はしないはずでしょう。

b0057675_14093590.jpg

確かに時代には、"流れ"というのはあると思います。
昔に比べれば、住環境や飼い主の在り方も変わってきていますよね。

日本犬は昔からその本質を変えてきてないのに、、。
昔から日本犬と暮らしてきたはずの日本人が、日本犬を飼えなくなってきている、、???

さっきのシロウトさんは、その変わった日本人に合わせて犬を変えろ。と言ってるわけですな。


これは本当に時代の流れのせい、、なんでしょうかね?
ワタクシはそうは思いませんワ(≧▽≦)


というのも。
昔の日本人だって、やっぱり迷う時があったようなんですよね。

例えば、古文書の研究では、その書類が作られた当時の日本の姿をかいま見る事が出来ますよね。
有名な書物もあれば、当時の人達の日記とかチラシとか、ラクガキまでもが、当時の反映ですワ。

で。そういうものから、過去にも犬の噛み等の問題が多かった時があった、という事が判るんですね。


誰もが知っている「時」は、徳川綱吉の「生類憐れみの令」の。。
あの時代も。

なんと、135回もおふれがあったらしいですね〜。
かつ20年以上も続いたらしい。(≧▽≦;;;;)

b0057675_14222682.jpg

「生類憐みの令」って、今で言う"動物愛護の精神"ですかね〜。

素晴らしい令だ!と思う人は少なくないのでは、と想像します。
でも、犬問題が多かった時代のようで。。。

ワタクシは、だからって生類憐れみの令が悪かった。と言いたいワケではないんですよ(≧▽≦)
ただ、、、これには、現在の日本と重なる点が確かにある。と思うんですワ。


イキモノを愛する事、命を大事にする事。
どんな時代でも、何かを打ち出せば、それを自分の都合の良いように解釈してしまう人、無意識に曲解する人、etc.、がいる。。そういう事だと思うんですよ。

今は、動物愛護の名の下にメサイアコンプレックスが居場所を得たり。と大活躍する時代です。
同情や憐れみや慰みものにする事を、愛する事と勘違いする人々。。
「共感の渦」にも書きましたが、愛する事が何なのか、どういった事なのか、、悲しい事に見失っている人が多い、、というのが現実なんだと思うんですよね。


日本人は、かつて「生類憐みの令」があった時代に見失っていた何かを、、今また同じように見失っているのではないかと。
ワタクシは思うんですワ。

その為に、日本犬を飼いやすく「改良」しろ?

いやいやいや。
これ、、人を馬鹿にした言葉だと思わずには居られません。
過去と同じように道を見失った我々には、また同じように道を見つけ出すチカラが無い。と言っているのと同じ事ではないでしょうか。


犬に関わらず、歴史上、、同じような事を、人は何度も何度も繰り返してきています。
それが我々、ニンゲン。

かつてご先祖達が乗り越えてきた事を、、その血を受け継ぐ我々が乗り越えられないはずは無い。とワタクシは思うんですよ。

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新しいラインスタンプが出来ました(≧▽≦)

「秋田犬ざんまい」


チビズやワンフレンドをモデルに描いた
「柴犬ざんまい」「柴犬ざんまい2」もヨロシクどうぞ!!

by koryu_misumi | 2018-02-13 14:41 | 柴犬のお勉強 | Comments(2)